ニュージーランド南島のクライストチャーチで開かれている
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は28日、
「石見(いわみ)銀山遺跡とその文化的景観」(島根県)の世界文化遺産への登録を決めた。
同遺跡については、ユネスコの諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が5月に
「普遍的な価値の証明が不十分」と登録延期を勧告し、
日本が推薦した候補では初の登録見送りが懸念されていたが、
政府が自然と調和した「文化的景観」としての魅力などを関係国などに訴え、
逆転で世界遺産入りが決まった。
石見銀山は16世紀以降約400年にわたり採掘された。
17世紀ごろには世界の銀産出量の3分の1を占めた日本銀の主産地だったとされる。
採掘跡や街道などが01年、世界遺産の暫定リストに登録された。
文化庁の土屋定之・文化財部長は今回の世界遺産委での討議について
「『自然環境と共生してきわめてユニークな遺跡』などと各国代表から評価を受けた」
と話した。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は28日、
「石見(いわみ)銀山遺跡とその文化的景観」(島根県)の世界文化遺産への登録を決めた。
同遺跡については、ユネスコの諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が5月に
「普遍的な価値の証明が不十分」と登録延期を勧告し、
日本が推薦した候補では初の登録見送りが懸念されていたが、
政府が自然と調和した「文化的景観」としての魅力などを関係国などに訴え、
逆転で世界遺産入りが決まった。
石見銀山は16世紀以降約400年にわたり採掘された。
17世紀ごろには世界の銀産出量の3分の1を占めた日本銀の主産地だったとされる。
採掘跡や街道などが01年、世界遺産の暫定リストに登録された。
文化庁の土屋定之・文化財部長は今回の世界遺産委での討議について
「『自然環境と共生してきわめてユニークな遺跡』などと各国代表から評価を受けた」
と話した。
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